皆既月食 令和4年

只今、16時頃
プリンたん「今夜は皆既月食が見えるそうよ。」
ゲーム姫「らしいねぇ。でも何か雲多くね?」
プリンたん「そうね。あの破壊魔も喚いてたわ。こうゆう天体ショーの時の愛知って大体曇る、って。」
ゲーム姫「それはアイツの日ごろの行いじゃね?」
プリンたん「それな。」
ゲーム姫「何時からだって?」
プリンたん「食が始まるのが6時9分からだって。皆既になるのが7時を回ってからなんだけど正確なことは忘れたわ。」
ゲーム姫「そーなのかー」

そして時は経ちゲーム姫「天気良おなったやん。」
プリンたん「そうね。一時は諦めかけたけど良かったわ。破壊魔がそう思うのは癪だけど。」
ゲーム姫「さぁ、そろそろじゃね?」プリンたん「お、欠け始めたわ。」
ゲーム姫「そう言えば皆既食の始まりは19時16.7分だって」
プリンたん「そうなのね。」

プリンたん「今回は"天王星食"も見どころのようで、次の皆既月食と同時の惑星食は2235年まで待たなければならないそうよ。天王星に限らず全惑星を対象としてもよ。」
ゲーム姫「でもぶっちゃけどれが天王星かわからんくね?」
プリンたん「カメラに写るかもわからないしね。」

ゲーム姫「寒い。」
プリンたん「欠けが大きくなってきて影の部分が赤くなってきたわ。」
ゲーム姫「こっからが長いやんか」
プリンたん「そうなのよね。ところでゲーム姫は何かAR撮影するのかしら?」
ゲーム姫「とりあえず破壊魔もやってるギアストやね。」 プリンたん「ああ、フィストーリーね。それは誰なの?」
ゲーム姫「神出鬼没のスペードファントム"緋野原愛"ちゃんやで。分かりやすい女の子で、彼女を理解するのは難しいことではないらしい。」
プリンたん「目が別々の色なのが気になるわ。それにしても、やっぱり光学ズームのできない携帯では月が小っちゃくなるわね。」
ゲーム姫「そう思ってスマホ用望遠レンズ持ってきたわ。後で試してみるわ。」
プリンたん「今試せばいいじゃない。」
ゲーム姫「皆既で真っ赤になってかわやるわ。」
プリンたん「そうこうしてるうちにその皆既で真っ赤になったんじゃない?」

プリンたん「ほら、もう白いところは残ってないわよ。」
ゲーム姫「お~!スゲースゲー♪」
プリンたん「一応星が写ってはいるけどこれが天王星かどうかはわからないわね。」
ゲーム姫「天王星食は何時に始まるん?」
プリンたん「調べたんだけれど盛大に名古屋飛ばしされてて載ってないわね。スマホ用望遠レンズを使ってのAR撮影はやってるかしら?」ゲーム姫「月真っ暗やん」
プリンたん「でも写ってはいるわね。結構ピントしっかりしてるじゃない。」ゲーム姫「ポケゴはというとボヤボヤでアカンわ。」
プリンたん「ドーブルちゃん写り込んでるわね。本当に撮りたかったのは後ろにいるダークライね。」
ゲーム姫「へぇ~知っとるんだ。」
プリンたん「確かにぼやけてるわね。ちょっとこれを世間にシェアするのは躊躇われるわね。」
ゲーム姫「で、プリンたんは天王星食は撮るん?」
プリンたん「どれが天王星かわからないし正直飽きてきたわ。」
ゲーム姫「じゃ、帰るか。」
プリンたん「そうね。」

ゲーム姫「う~ん、望遠レンズが付くとすぐあっち行ったりこっち行ったりひっ傾いたりでムズいわ」