缶バッジ/趣旨説明
この世には、缶バッジキットというものがあり缶バッジを手作りできるようになっているのです。これにより、推し活がより楽しくなることでしょう。
さて、そんな缶バッジを実際に制作するとなると、最低でも次のものが必要となります。
- 缶バッジ本体
- 前景となる紙など
- コーティング材
- 接着剤
これらが、どのような物か見てみましょう。
缶バッジ本体
これに「前景となる紙など」と「コーティング材」を「接着剤」を用いて巻き付けます。この缶バッジ本体がないとシャレになりません。大手百均「セリア」などで販売されており、32mm/44mm/57mmが一般的で、取り扱いが豊富な所であれば75mmやハート形があります。
前景となる紙など
これが缶バッジの絵柄になります。これがないとアルミか何かのメタリックな表面だけが見えます。私メの場合、専ら標準的な印刷物となります。印刷物を全面に丸々使ったものを「通常印刷物」、異形に切り抜いたものを「切り抜き印刷物」と呼ぶことにしています。切り抜き印刷物には後述の「背景」が付きます。
コーティング材
これで「前景となる紙など」を守ります。これがないと斬撃などで「前景となる紙など」を損傷します。でも「缶バッジ本体」ごと凹ませる打撃などを防げるようなものは見たことありません。セリアで「缶バッジ用フィルムシート」が売られており、ホログラムの柄が入ったもの2種類と柄無しが販売されています。また、キャンドゥで売られているものはシールになっていて、柄無しであれば本体に付属されています。なお、その辺の袋のO.P.Pもコーティング材として使えます。防御力が弱いかもしれませんが柔らかくて簡単に制作できます。そのほか、ラミネータで片面をラミネートすると高い防御力のコーティングとなります。
接着剤
上記3点を揃えていても、これがないと組み立てできません。どの接着剤を使え、との缶バッジキットによる指定もなく、市販の接着剤を用意しろとしか記載されていません。基本的に金属に使える接着剤なら問題ないはずです。
作者は先ほど、「最低でも」次のものが必要となります、と申し上げました。場合により追加で必要となるのが「背景」です。この背景にはホログラムの千代紙などが考えられます。ダイソーにて「ホログラム千代紙」「オーロラカラー千代紙」などが販売されています。つまり、普通の印刷では実現できないものが切り抜き印刷物の背景になる訳です。
作者は先ほど、「前景がないとアルミか何かのメタリックな表面だけが見える」とも申し上げました。だから切り抜き印刷物を前景にした場合背景を用意する訳ですが、敢えてそのメタリックな表面を背景にするテクニックもあるかもしれません。本来コーティング材であるホログラムフィルムだけを背景にするとメタリックな表面にホログラムが輝く特有の表現がこんな具合にできるでしょう。
上記を踏まえて、作った缶バッジを次の4点を紹介します。
- 本体
- 前景
- 背景
- コーティング材
なお、⛃印がついてるものは複数の作品からなるグループで、画像を横にスクロールできます。P.Cで御覧なら矢印が出ていてそれをクリックで切り替えできます。それでは、どうぞ。
作品の順序は新し順となっております。