力翔・心美・剛の白良浜
ある冬の日、剛は力翔と心美を和歌山・白浜町の白良浜連れて行きました。そこでは、『シーサイドイルミネーション』が開催されていました。力翔は8稀の身装品「会心の奇盤」が人の姿になったもので剛を慕っています。心美は従魔で、妖怪に取りつかれ魔器となった尺八であり、剛の相棒に指定されました。
星の翼
心美「なんかこの翼、高くないですか。」
剛「だなァ。これじゃ頭から羽が生えるみたいになるなァ。だでアタシが丸まるからそれ足場にしてみ。」
心美「主殿を踏むのは気が引けます。」
剛「エエて。力翔く~ん、撮影お願い。」
力翔「オッケ~、剛兄ちゃん。」
LOVE白浜
剛「なんか変なハートがあるなァ。力翔くん、手繋ごっか。」
力翔「うん。いいよ。」
剛「心美ちゃん、この様子を撮って、って言ったら引くかなァ。」
心美「主殿と力翔さん。なかなか良いと思います。こうした様子をプラトニックって言うんでしたっけ。」
力翔「心美姉ちゃん難しい言葉知ってるね。」
心美「妖怪として、伊達に歳をとっていません。」
光の玉
剛「しかしここの電飾は光るボールが特徴的だよな。」
力翔「それが浜辺にあるってのが良いよね。」
心美「夕暮れ時に沈む夕日を背に撮るとそれはそれは幻想的ですね。」
剛「じゃあ今度はアタシが二人を撮るでそこでしゃがんで。」
力翔「こう?」
心美「これでいいですか。」
剛「そうそうそう。じゃ撮るよ~」
*カシャ*
剛「かわいい女の子と男の子。そして夕暮れの下の幻想的な浜辺の電飾。う~ん、眼福眼福。」